佐世保市の公立小学校で児童の着替えに使う教室に学校の管理職が設置した小型カメラが見つかり、盗撮が疑われている事案について、22日に市教育委員会は市議会の委員会で状況を説明しました。
陣内康昭 教育長 「信頼を裏切ることとなり、心からお詫びします。申し訳ございませんでした」 佐世保市議会の文教厚生委員会で陣内教育長は市内の小学校で起きた事案について説明し、信頼を裏切ることになったと陳謝しました。
市教委の説明によりますと2024年12月16日、校内で小型カメラが見つかりました。
18日に保護者説明会を開いた翌日、この学校の管理職がカメラは「自分が設置した」と申し出ました。
この管理職は前任校とあわせ、複数回にわたってカメラを設置したと話していて、市教委は盗撮の疑いがあるとして今月14日と15日にそれぞれの学校で保護者説明会を開いています。
市教委は再発防止策として、継続的に不審物のチェックを行いたいとしていて、議員からは児童だけでなく教職員の心のケアも行うべきとの意見が出されました。
陣内康昭 教育長 「処分はこれから刑事処分、行政処分、当然わかり次第、していくことになる」 小型カメラの設置について、学校側は発見からすぐ、佐世保警察署に相談したということです。
KTNテレビ長崎 – 2025/01/22 18:27