大分県にある玖珠駐屯地で隊員を盗撮したほか、民間の温泉施設でのぞき行為をしたとした30代の男性自衛官が停職3か月の懲戒処分となりました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊玖珠駐屯地に所属する30代の3等陸曹です。
玖珠駐屯地によりますと、男性自衛官は2021年の9月10日、駐屯地内で隊員を盗撮したほか、その2日後には、玖珠町内にある民間の温泉施設で浴場をのぞく行為をしたということです。
盗撮の被害を受けた隊員が駐屯地の警務隊に相談して発覚。のぞき行為は警察から連絡があり、調査を進めていました。
男性自衛官は2つの行為を認めていて、依願退職する予定ということです。
西部方面戦車隊の中村元彦隊長(1等陸佐)は「このような事案が起きたことは誠に残念であり、遺憾と思います。これまで以上に自衛官・社会人として必要なモラルや規律の維持について教育の指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
OBS大分放送 - 2024/12/10 17:21