女性の下着1枚を盗んだとして逮捕され、その後、女性の裸を盗撮した疑いでも追送検された千葉県警の男性巡査について、千葉県警は停職6か月の懲戒処分としました。巡査はきょう付けで退職しました。
停職6か月の懲戒処分を受けたのは、柏警察署の刑事第一課の男性巡査(23)です。
巡査は今年2月、県内のアパートの1階のベランダに干してあった10代後半の女性の下着1枚を盗んだとして、先月、逮捕・送検されました。
警察によりますと、巡査はこのほかにも去年9月から今年6月の間に3回にわたって自分のスマートフォンを利用し、面識のない女性宅の外から女性の裸を盗撮したとしても追送検されています。
取り調べの際には巡査はいずれも容疑を認めていて、「若いときから盗撮に興味があった」と供述しているということです。
巡査はその後、処分保留のまま釈放されていますが、千葉県警はきょう付けで停職6か月の懲戒処分としました。
千葉県警の内部調査に対して巡査は「このような行為を行い、被害者に対し大変申し訳ない気持ちです。職を辞して責任を取ります」と話しているということで、きょう付けで依願退職しました。
千葉県警の有賀隆首席監察官は「犯罪を取り締まるべき立場にある警察官が窃盗や盗撮行為に及んだことは誠に遺憾であり、被害者並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
TBS NEWS DIG Powered by JNN – 2024/09/06 17:07