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「ユニタードは衰退していくのか?」女子体操の会場で見た「着用選手は2人だけ」という現実…盗撮問題に向き合う“ユニフォーム選択”の現在地

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 パリ五輪の女子体操が行われたベルシー・アリーナは連日大きな賑わいを見せていた。女子体操のスター選手であるシモーネ・バイルズ(米国)を見るためにトム・クルーズやアリアナ・グランデが来たり、NBAのレブロン・ジェームズ、ステフィン・カリーが男子バスケの試合会場のあるリールからわざわざ応援に来たりと、華やかなムードが満載だった。

【写真】レオタードではなく“ユニタード”で演技するドイツ代表の選手たち。新型レオタードを着用して演技を行う杉原愛子、パリ五輪で日本代表が見せた絆の演技など、この記事の写真を見る(60枚超)。

 選手のレオタードも華やか。どの国のもスパンコールがちりばめられ、キラキラと輝いていた。女子体操の昨今のトレンドはスパンコールだ。年を追う毎にどんどん増えている。

 ということで、気になったのが「ユニタード」だ。2021年東京五輪でドイツ代表が着用して話題になった、足首まで覆うロングスパッツタイプの試合用ウェア。女性アスリートへのセクシャルハラスメントを問題視する機運が高まっていた19年ごろからドイツの女子チームが着用してきたが、パリ五輪でユニタードを着用している国・選手はどれくらいいただろうか? 

 結論を言うと、見つけるのは困難だった。“先駆者”であるドイツはパリ五輪の女子団体出場権を得ることができず、チームでは参加していなかった。かろうじて見つかったユニタード着用選手は個人枠で出場したドイツのザラ・フォス(24歳)と、パウリーネ・シェーファーベッツ(27歳)だけ。他の国にはユニタードを着用している選手は見られなかった。

 ザラ・フォスは上半身は白地、ウエストから足首までは黒色の配色でデザインされたユニタードを着ていた。全体的にミスがあって本来の実力を発揮したとは言えなかったが、ユニタード着用の際の難点と言われているゆかの足持ちターンの動きは特に問題なかった。

 それにしてもユニタードは見ている限りさほど普及していないようだ。ドイツ国内では着用している選手は結構いるとも聞くが、パリ五輪で種目別段違い平行棒6位入賞を飾った16歳のドイツ代表選手、ヘレン・ケフリクはレオタードを着用していた。若い選手は子どもの頃からレオタードでやってきているので、大きな大会でいきなりユニタードになると動きに影響が出るのかもしれないが、本家本元でもこのまま衰退していくのだろうかという疑念が出てくる。

Number Web - 2024/08/08 17:06


 

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