JRの電車に乗車中、隣に座っていた女性が写る角度で車内の様子を動画を無断で撮影するなどしたとして、北海道江別市の小学校の60歳の男性校長が減給2か月の懲戒処分を受けました。
北海道教育委員会によりますと、校長は2024年5月11日、JRの車内で座りながら車内の様子をスマートフォンで動画を撮影しました。
当時、隣にはスカートをはいた女性が座っていて、校長は女性が動画に映り込む角度で撮影。不審に思った女性が駅員に伝えました。
この日は土曜日で、校長は休暇中でした。
校長は警察の事情聴取を受けましたが、動画は既に削除されていました。
ただ、校長のスマホからは別の日に撮影した女性の足の画像が見つかりました。
これは2024年4月ごろに飲食店で撮影されたもので、同じ学校の女性職員の足でした。
校長は掘りごたつを悪用し、向かいに座っていた女性の足を撮影したとみられます。
校長は警察の事情聴取時、警察の指示で削除しています。
校長は道教委の調査時、電車内での行為は「電車内の風景を撮っていた」と否認。
飲食店での行為も「なんで写っていたのか分からない」と否認しています。
道教委は2025年2月25日付で校長を停職2か月の懲戒処分としました。
校長の停職期間は2月26日からで、3月に予定されている卒業式には出席できません。
北海道ニュースUHB - 2025/02/26 18:34