大阪府は25日、教職員5人の懲戒処分を発表しました。発表によりますと‥ ・寝屋川市立中学校の男性教諭(38)は、SNSで知り合った中学2年の女子生徒に「お小遣いあげるから会える?」などのメッセージで自宅に呼び出し、キスをしたり体を触るなどの行為をしたとして、懲戒免職となりました。
府の聞き取りに対して「ストレス発散のはけ口」「アルバイトできない年齢の子ならお金で釣れると思った」などと述べたということです。
・熊取町立中学校の男性教諭(24)は、通勤途中やプライベートな時間に、学校の最寄りの駅のエスカレーターや階段で、女子高校生などの背後からスカートの中を盗撮するなどしたとして、懲戒免職となりました。
その回数は、約1年4か月の間に100回以上だったということです。府の聞き取りに対して「性的な関心もあるが、盗撮するスリルを楽しんでいた」などと述べたということです。
生徒への不適切な発言で減給処分となった教職員もいます。
府立高校の60代の再任用教諭は、体育の授業で、走って移動するよう指示したのに、女子生徒2人がゆっくり移動していたことに対して、周りに聞こえるように大きな声で差別的な発言をしたり、直接「そういうやつはぶち殺したくなる」などの粗暴な発言を繰り返していたということです。
府の聞き取りに対して、「強い言葉で指導すれば、授業がスムーズに進むと考えた」などと話したということです。
このほか、定時制高校の男性教諭が欠勤をごまかしたとして1か月の減給処分、府立高校の非常勤講師が交通費を不正に受給したとして1か月の減給処分になりました。
MBSニュース – 2024/10/25 14:00