京都市内の学童保育施設「キッズデュオ」で児童や女性職員を盗撮したなどとして、京都府警は21日、元教室長の30歳代の男を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造など)と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで京都地検に書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
捜査関係者によると、男は昨年1~10月、勤務先の男女兼用の洋式トイレに市販の小型カメラを設置して女児や同僚女性を盗撮し、動画をパソコンやタブレット端末に保存した疑い。男は調べに対して「ストレスを発散したかった。身近な女性の裸が見たかった」と容疑を認めているという。
同僚の男性職員が同年10月、トイレ内で小型カメラを発見。男は盗撮への関与を認めて府警に出頭した。
キッズデュオは、学習塾などを運営する「やる気スイッチグループ」(東京)が全国200か所以上で展開。同社や勤務先によると、男は事件を受けて懲戒解雇された。
読売新聞オンライン – 2025/02/22 05:00