KBC九州朝日放送の局内で、女性が盗撮をされたとして被害届を出していた事件で、KBCのグループ会社に勤務していた30代の男性社員が書類送検されていたことが分かりました。
性的姿態等撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで書類送検されたのは、KBCのグループ会社に勤めていた30代の男性社員です。
この事件では、ことし5月、KBC局内の更衣室で女性が着替えていたところ、スマートフォンで盗撮されていることに気づき、警察に被害届が提出されていました。
警察が任意で捜査し容疑が固まったため、3日、男性を書類送検しました。
警察は男性の認否を明らかにしていません。
男性は重大なコンプライアンス違反があったとして6月6日付けで会社を解雇されています。
KBCグループホールディングスは「グループの元社員が書類送検されたことを重く受け止め、関係の皆さまに深くお詫び申し上げます」「今後、グループ全社員に対する倫理観の啓発を一層強化し、責任ある企業としての信頼回復と再発防止策の徹底に尽力してまいります」とコメントを出しています。
TNCテレビ西日本 – 2024/07/03 11:43