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地下鉄車内を全国初のリアルタイム監視、痴漢・盗撮など抑止へ福岡で運用開始…警察OBが駅構内を見回り

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福岡市交通局は4月下旬から地下鉄3路線の車内をリアルタイムで監視する防犯カメラの運用を始めた。同月1日には警察OBによる駅構内の見回りもスタート。電車内での事件やトラブルが全国各地で相次ぐ中、痴漢や盗撮などの犯罪の抑止につなげたい考えだ。(林航)

車内を撮影する防犯カメラは、東京メトロや京都市などの地下鉄で取り入れられており、札幌市、仙台市などでは導入に向けた計画が進んでいる。リアルタイムで車内を監視する防犯カメラの運用は、全国の地下鉄で初めてという。

福岡市交通局によると、2023年度に車内やホームで確認された犯罪は、わいせつ事案を中心に45件。最も多かったのは19件の盗撮で、暴行8件、痴漢5件、盗難5件、器物損壊2件と続いた。

防犯カメラは、先月26日から運用を始めた。1編成あたりの設置台数は空港・箱崎線が24台、七隈線は8台で、それぞれドア上部や車両連結部の上部に取り付けられている。常時録画しており、映像は運行を指示する交通局の運輸指令所に送信される。職員による常時監視は行わず、非常通報ボタンが押された際に、映像を確認し、状況の早期把握などに役立てる。映像は一定期間保存され、事件発生時には、捜査に活用されることもあるという。

市交通局は今後、車両の更新や改造を進め、27年度までに全49編成に導入する方針だ。

また、福岡県警OBによる駅構内や車内の巡回では、警察官としての経験を生かした見回りや警備で、犯罪の未然防止のほか、犯罪が発生した場合の対応力の向上も目指す。

市交通局安全推進課の稲田剛課長は「車内で犯罪やトラブルが発生した時に、素早い状況把握に努め、列車内の安全・安心の向上につなげていきたい」としている。

読売新聞オンライン - 2024/05/14 15:19


概要

福岡市交通局は、地下鉄3路線の車内をリアルタイムで監視する防犯カメラの運用を開始しました。これは全国の地下鉄で初めての試みです。また、警察OBによる駅構内の見回りも開始されました。これらの取り組みは、痴漢や盗撮などの犯罪の抑止を目指しています。市交通局は今後、車両の更新や改造を進め、全49編成に防犯カメラを導入する予定です。

所感

この取り組みは、公共交通機関での安全性とプライバシー保護の重要性を強調しています。公共の場所での犯罪は、個々の尊厳とプライバシーを侵害する行為であり、その防止には社会全体の取り組みが必要です。特に、公共交通機関は多くの人々が利用する場所であり、その安全性と信頼性は非常に重要です。

また、この取り組みは、テクノロジーがどのように社会の安全性を向上させるために利用できるかを示しています。リアルタイムでの監視は、犯罪の早期発見と対応に役立ちます。しかし、プライバシーの保護という観点からも、このような監視システムの適切な使用と管理が重要であることを忘れてはなりません。

最後に、警察OBによる駅構内の見回りは、経験と専門知識を活用して社会の安全性を向上させる良い例です。これは、犯罪の未然防止だけでなく、犯罪が発生した場合の対応力の向上も目指しています。

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