陸上自衛隊弘前駐屯地に所属する男性自衛官2人が部隊でのハラスメント行為や部外での盗撮行為でそれぞれ停職処分を受けました。
▼「借金の返済やパチンコ代にあてた」部隊内で集めた会費から約6万円を横領 30代の男性自衛官を懲戒免職に 陸上自衛隊弘前駐屯地によりますと、第39普通科連隊に所属する27歳の男性自衛官は2023年2月に駐屯地内で後輩隊員の胸やわき腹を後ろから複数回触り不快な思いをさせたとして25日付で停職6カ月の停職処分となりました。
男性自衛官は聞き取りに対して「いたずらをしようと思った」と話し、依願退職する意向を示しているということです。
駐屯地は被害者保護のため後輩隊員の性別を明らかにしていません。
また同じく第39普通科連隊に所属する36歳の男性自衛官は2022年5月に弘前市内の商業施設で女性のスカートの中をスマートフォンで盗撮したということで、すでに裁判所から罰金刑を受けています。この男性自衛官は停職4カ月の処分となりました。
第39普通科連隊長の萱沼文洋1等陸佐は「この様な事案が起こったことを重く受け止めています。再びこのようなことが起きないよう指導・教育をさらに徹底して再発防止に務めて参ります」とコメントしています。
ATV青森テレビ - 2024/11/25 11:22