京都府警は13日、複数の女性を盗撮したなどとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影、撮影未遂)の疑いで、府警宇治署の40代男性警部補を書類送検した。府警関係者への取材で分かった。府警は同日付で減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とし、警部補は依願退職したという。
【写真】警部補が勤務していた京都府警宇治署 府警関係者によると、男性警部補は2023〜24年、駅など府内の鉄道施設内で、複数の女性に対してスマートフォンでスカート内の下着を盗撮したり、撮影しようとしたりした疑いが持たれている。調べに対し、容疑を認めているという。
府警は、駅構内や電車内での盗撮被害が相次いでいることから、鉄道事業者と協力して、駅のエスカレーターの利用者が後方を視認しやすい特殊な鏡を設置するなど、被害防止策を強化していた。
京都新聞 – 2025/03/13 15:02