岡田将生が主演、中井貴一が共演するドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第6話が11月28日(木)に放送される。
【写真】おなじみの岡田将生“歩” vs 中井貴一“静”の口げんか ■岡田将生&中井貴一が医療現場を改革するナースを演じる 本作は2022年10月期に放送された同名ドラマの第2シリーズ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズの生みの親である中園ミホが脚本を務め、看護師コンビが患者ファーストで医療現場を改革していくさまを描く医療ドラマ。
手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩を岡田が演じる。そして、柔らか過ぎるほどの物腰だが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静を中井が演じる。
■「正しい医療、正しい働き方」を掲げる病院長に戦いを挑む 卓越したスキルと熱き哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”歩と静が、第2シリーズで雇われるのは、地域医療の中核を長年担ってきた基幹病院「西東京総合病院」。同院では前院長の汚職発覚を受け、「正しい医療、正しい働き方」を掲げるクリーンな若きカリスマ新院長が、働き方改革を中心とした組織変革に着手。タスクシェアや勤務管理の徹底、医療の見える化を次々と推し進めていく。その事が“患者ファースト”とは言えない状況を生み出し、歩と静はこのカリスマ新院長に新たな闘いを挑んでいく。
カリスマ新院長・薬師丸卓を山崎育三郎、看護部長を務めるベテラン看護師・愛川塔子に寺島しのぶが扮(ふん)するほか、同病院の医師としてマキタスポーツ、 渡辺大知、松本大輝が登場。さらに、ナース役で森田望智、野呂佳代、キム・ヒョンユル (Hi-Fi Un!corn)、安達祐実が出演する。
■第6話あらすじ 第6話は―― 院長の薬師丸卓(山崎育三郎)が自ら口説き落として招聘した天才外科医・上杉基弘(三宅弘城)。コミュニケーションが苦手で声も極端に小さいが、「神の手」と呼ばれるほど凄腕の彼を頼って、西東京総合病院には全国から患者が殺到。入院中の患者・六平拓(やす)もついに1週間後、待ちに待った上杉の手術を受けられることになり、期待に胸を膨らませていた。
ところが突然、上杉は「医療への熱意を失った」という理由で、薬師丸に辞職を願い出る。
上杉に敬意を寄せるトラベルナース・那須田歩(岡田将生)は、力になりたいと渇望。事情を話してほしいと語りかけるが、上杉は心を開こうとしない。
一方、相変わらずポンコツな新米ナース・中村柚子(森田望智)は人知れずナースとしての適性に疑問を抱き、行き詰まっていた。プライベートで配信しているSNS動画の再生数も伸びず、「世界中から相手にされてない」と思い悩む柚子。その矢先、歩とスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が激怒する事態が発生する。なんと“上杉がひた隠す秘密”を知った柚子が、バズりたい一心で上杉を盗撮。尊厳を踏みにじる暴露動画を作成してしまった。
――という物語が描かれる。
■柚子が「神の手を持つ天才ドクターのヒミツ」を勝手にアップ 公式サイトなどで見ることができる予告動画では、歩が、「素晴らしいオペでした」と尊敬のまなざしで上杉を見つめる姿が映し出される。その技術にすっかり心酔しているようだが、上杉は医師やナースが集まった場所で「オペはしません…」と絞り出すようにつぶやく。
「何があったんですか!?」と上杉に詰め寄る歩。
そして場面は一転。柚子がスマホで盗撮した動画を見て「何考えてるんですか?違法な盗撮行為までして、自分のチャンネルにアップするつもりだったんですか?」と、今度は柚子に詰め寄る歩。
柚子は「バズりたかったんです!私の人生、何もないんです!誰からも必要とされてないんです」と開き直る。その動画の画面には「神の手を持つ天才ドクターのヒミツ」の文字が。
どこか寂しそうに病院を去っていく上杉。「人を治す情熱を取り戻せるか」というテロップ、静の「上杉先生の出した答えです」という声に歩の「けど、僕は絶対にあきらめません!」という力強い言葉が重なる。
“患者の心に寄り添う”ナース・コンビが、今度は“医師の心”にも寄り添うようだ。
WEBザテレビジョン – 2024/11/27 06:00