「盗撮が生きがいになった」20の都府県にわたり女子高生らの盗撮を繰り返していた『盗撮グループ』が摘発されました。グループの半数以上は中高生でした。
静岡県の会社員・金沢勇太被告(23)は去年10月、浜松市内の商業施設で女性のスカートの中を盗撮し、画像をSNSグループに提供したなどとして、逮捕・起訴されていました。
その後の捜査で、金沢被告は去年8月~今年9月までの間にも、浜松市内の路上で6回にわたり、別の17歳少女のスカートの中をスマートフォンで撮影したほか、SNS上のグループに送信したなどとして、警察は18日までに追送検しました。
金沢被告はSNSを通じて28人からなる盗撮グループを結成していて、グループのメンバーに「1か月に1回は提出しろ」などと指示し、盗撮動画や盗撮の方法などを共有していました。
また、共有された画像などは学校の教室や駅のエスカレーターなどで撮影したもので、高校生以下を盗撮したものが8割以上だっだということです。
盗撮グループのSNSでは、「生パンの子発見しました」「生しか勝たん」、この他にも、自身らの犯行を正当化するよう「撮られる奴はマヌケバレなきゃ被害も何もない撮られる奴が悪い」などの投稿もあったということです。
メンバーのうち15人は中高生で、警察は金沢被告を含む大学生や高校生、中学生ら7人を摘発したほか、残りの21人に対して、指導・警告を行ない、グループを解体させたということです。
金沢被告は警察の調べに対し「盗撮を評価されることで承認欲求が満たされ自分の生きがいになった」と話しているということです。
MBSニュース - 2024/11/18 18:52