勤務先の高校で生徒のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして、熊本県教育委員会は12月3日付で、男の教諭を懲戒免職処分とした。教諭は「十数回はやった」と話しているという。
【画像】男の教諭は「病的になっていた」と話したという
12月3日付で懲戒免職となったのは、熊本市内にある県立高校に勤務する52歳の男の教諭。
熊本県教育委員会によると、男の教諭は2024年10月に校内で生徒2人と会話をしていた際、録画状態にしたスマートフォンをサンダルと足に挟んで、生徒1人の足元に差し入れ、スカートの中を盗撮したという。
一緒にいた生徒が盗撮に気が付き、近くにいた女性の教諭に報告。その女性教諭が、被害に遭った生徒から話を聞いていたところ、さらに別の生徒のスカートの中を盗撮している様子を目撃したということだ。
県教委の聞き取りに対し、男の教諭は「申し訳ないことをした。謝罪をしたい」と話す一方、「7月に盗撮を初めてやって成功したため、やめられなくなった。十数回はやった。満足感やスリルなどを味わう気持ちが合わさって、病的になっていた」と話しているということだ。
また、管理監督者としてこの高校の校長についても戒告処分とした。県教委の教職員に対する懲戒処分は2024年度これで9人となり、白石伸一県教育長は「注意喚起を徹底してきた中で、生徒への盗撮という、断じてあってはならないことが起こってしまったことについて、深くおわび申し上げます」とコメントしている。
(テレビ熊本)
FNNプライムオンライン – 2024/12/04 11:02