盗撮や痴漢を見逃しません! 新技術が冤罪などを防ぎます。
ひと呼んで“令和の食パン”。
32年ぶりの新型車両・4000系がSNSで盛り上がる福岡市地下鉄。
空港線・博多駅は1日・7万人が利用します。
改札口を睨むカメラ。
一見、ただの監視カメラに見えますが、安全を守る強い味方です。
AIによる解析で人の関節の動きから、「転倒」や「暴れる人」を検知し係員に知らせます。
さらに!エスカレーター付近のカメラには「盗撮」や「痴漢」を防ぐ狙いもあります。
いま、福岡市地下鉄は「盗撮」犯罪などの抑止に力を入れています。
福岡市地下鉄で最も長いエスカレーターのある櫛田神社前駅には先月から壁面に「盗撮」防止用のミラーが置かれています。
博多駅のAIカメラでは、乗降口付近でターゲットを物色する不自然な滞留を見つけるとアラームを発します。
福岡市交通局安全推進課の稲田剛課長は「『見せる警備』といいますか、防犯カメラ作動中っていうのをよりお客様に知っていただくことで犯罪の抑止効果というのも高まっていると」話します。
防犯対策は車内でも。
“令和の食パン”4000系を含めたすべての車両に取り付けられる予定です。
稲田課長は「盗撮については映像が保存されていますので警察から協力要請がありましたら提供することもございます」と話します。
もしもの時の動かぬ証拠になります。
九州朝日放送 - 2024/10/04 19:45