鹿児島県警の内部資料を漏えいした疑いで逮捕された元幹部が郵送した文書に警察官が起こした事件を静観するよう指示したと書かれていた前の刑事部長がそれを否定するコメントを発表しました。
警察の内部情報を第三者に漏らした疑いで逮捕された県警の元幹部・本田尚志容疑者は警察官による盗撮事件やストーカー事案について野川明輝本部長が隠ぺいを図ったと告発しています。
しかし、本田容疑者が札幌市の記者に郵送した文書には野川本部長ではなく前の刑事部長が盗撮事件を静観するよう指示したという趣旨の記載があったことが関係者への取材で分かっています。
これについて前の刑事部長は昨夜県警を通じてコメントを発表し「盗撮事件は全く知らず、捜査指揮には携わっていない。『静観しろ』などと指示したこともない」と文書に書かれた内容を全面的に否定しました。
事件について引き続き警察が調べを進めています。
鹿児島ニュースKTS - 2024/06/09 18:38