【01月15日 KOREA WAVE】韓国・釜山(プサン)の高校で、大学進学を控えた3年生の男子生徒3人が女性教員8人を対象に盗撮を繰り返していたことが明らかになった。JTBC「事件班長」が7日に伝えた。主犯格の男子生徒の携帯電話には300件以上の盗撮画像や動画が保存されていたほか、一般人を盗撮したデータも残されていたという。
被害に遭った教員によると、生徒たちは役割を分担し、「遊び感覚」で犯行に及んでいた。一部が注意を引き付けている間に他の生徒がスマートフォンで撮影していたことが防犯カメラや動画から確認された。主犯格の生徒は教員の机を物色し、生理用品まで撮影していた。
事実が明らかになった後、学校側は警察に通報。生徒たちには強制転校処分と特別教育20時間の措置が取られた。
しかし、主犯格の生徒は名門大学に合格し、残りの2人のうち1人も既に進学する大学が決まっているという。
被害者らは「たとえ生徒を強制転校させても大学に入れば全てが終わりではないか」「主犯格の生徒がそのまま名門大学に行けばさらに大きな問題を起こすこともありうる」などと不満を訴えている。
また、加害生徒の保護者は誰も被害教師を訪ねて謝罪していないとされている。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE – 2025/01/15 18:03