痴漢や盗撮の被害を防ごうと、大学生や警察官らによる啓発活動が、今日、和歌山市で行われました。
和歌山市のJR和歌山駅前で行われた啓発活動には、警察官をはじめ、和歌山電鐵やJR西日本和歌山支社の職員、それに、宝塚医療大学和歌山保健医療学部の学生ら約30人が参加しました。
これは、県警が定める6月の「痴漢・盗撮撲滅月間」に合わせて行われたもので、今日は、県警の「痴漢・盗撮撲滅大使」を務める和歌山電鐵のマスコットキャラクター「たま駅長代理」も、啓発活動に加わりました。
県警のまとめによりますと、県内の令和5年中の痴漢による検挙数は14件、盗撮については59件だったということです。
参加者は、駅を利用する人たちに、痴漢や盗撮を見かけた際には車掌や駅員に知らせることや、被害にあった場合は防犯アプリを利用することなどを記した、啓発用のポケットティッシュを配りながら、痴漢や盗撮の撲滅を訴えました。
県警では「痴漢・盗撮は重大な犯罪であることを知ってもらい、みんなで撲滅する社会づくりを進めたい」としています。
テレビ和歌山 - 2024/06/19 18:42