熊本市消防局の27歳の消防士長による盗撮で、市消防局は懲戒免職処分としたことを10月18日に発表した。
【画像】会見を開いた熊本市消防局
10月18日付で懲戒免職処分を受けたのは、熊本市西消防署の杉山正成消防士長。
熊本市消防局によると、杉山消防士長は非番だった2024年9月30日夕方、熊本市中央区の飲食店と量販店において、それぞれ女性客1人のスカートの中をスマートフォンで撮影。量販店での行為を見つけた他の客が店員に引き渡し、警察に通報したということだ。
熊本市消防局は、翌日に杉山消防士長本人から「警察の事情聴取を受けている」という報告を受け、消防局として本人に対し直接事実確認を行い、警察の捜査の終了を待たず、処分を決定した。
熊本市消防局の池松英治総務課長は「本人からの供述がしっかりしているものであるのと、実際に警察が捜査中であることを総合的に判断し、今回の処分に至ったというところです」と話し、陳謝した。
杉山消防士長は、消防局の事情聴取に対し、盗撮行為は今回の2件以外にも1年ほど前から複数回行ったと認めていて、「職場のストレスなどで精神的に不安定だった。心からおわびする」などと述べたということだ。
熊本市消防局における懲戒処分は2024年度で2件目だ。
(テレビ熊本)
FNNプライムオンライン – 2024/10/21 14:13