住宅敷地に侵入し、入浴中の女性を撮影しようとしたとして、相馬署に住居侵入と性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで逮捕された福島県相馬市小野字金谷台、ふたば未来学園中教諭の男(32)が「事前に何度も下見していた」という趣旨の供述をしていることが16日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、事件当時、男は同市内で現在とは別の場所に居住。現場付近に何度も足を運び、カメラの設置場所などを確認していたとみられる。また男は「敷地内に入ったのは事件の日が初めて」などと供述していることも捜査関係者への取材で判明した。同署は16日、男を送検した。
逮捕された男の父で大熊町教育長(62)は16日、福島民友新聞社の取材に「このような事態を招き申し訳ない。町長らと話し合った上で自らの進退について判断し、責任を取る」と語った。昨年4月から町教育長を務めている。
福島民友新聞 - 2024/10/17 10:46