堺市は13日、盗撮をしたとして、堺市文化観光局観光部に勤務する課長補佐級の男性職員(60)を停職3ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
堺市によりますと、この男性職員は、7月に大阪メトロ御堂筋線なんば駅付近で、腕時計に付いたカメラで盗撮をしていた際、巡回していた警察官に取り調べを受けたということです。
職員は、警察の調べに盗撮をしていたことを認めたということで、去年11月ごろから複数回にわたり盗撮をしていたとみられています。これまでに約100人を盗撮していたとみられ、土日に難波や天王寺に出かけ撮影していたということです。
職員は、2、3年前から、インターネット上の盗撮画像を閲覧していて、「自分にも盗撮が可能ではないかと考えた」と話しているほか、「女性の脚部への性的嗜好があり、きれいに撮れたときには達成感があった」と述べているということです。
また「スカートの中や下着の盗撮はわいせつ行為になる一方、露出している脚部の盗撮は道徳的には不適切だが、法令違反にはあたらないと思っていた」とも話しているということです。
男性職員はことし定年退職の予定でしたが、既に退職届を出していて、13日付けで退職しました。退職金は出るということです。
読売テレビ - 2024/09/13 14:00