京都市内で、成人式の前撮りで訪れた女性客を盗撮した罪などに問われた、写真スタジオ経営者の男に京都地裁は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
京都市左京区で写真スタジオを経営していた土田達郎被告(41)は2021年以降、穴をあけた靴下に小型カメラを仕込むなどして、成人式の前撮りに来ていた女性客を盗撮したり、京都府内の学校で撮影の仕事中に女子生徒を盗撮したりするなど、あわせて9回にわたり11人を盗撮した罪などに問われています。
19日の判決で、京都地裁は「カメラマンが盗撮するとはおよそ考えないもので、発覚の可能性は低く、職業への信頼を悪用した」「被害者の思い出が汚された」と指摘。一方で、罪を認め、反省している点を考慮し、土田被告に対し懲役1年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
読売テレビ – 2024/06/19 12:35