5月、KBC九州朝日放送のグループ会社に勤務していた男性が、KBCの更衣室で女性をスマートフォンで盗撮したとして、警察に被害届が出されていることが捜査関係者への取材でわかりました。
捜査関係者などによりますと、5月、KBCのグループ会社に所属していた30代の男性社員が、KBCの女性更衣室で着替えていた女性をスマートフォンで盗撮した疑いがもたれています。
女性は盗撮されていることに気づき、警察に被害届を出していて、その後、警察からの聞き取りも行われました。男性社員は、6日付で諭旨解雇されています。
KBCは、FBSの取材に対し「被害者の意向を十分に踏まえた上で対応を進めてまいります」とコメントしています。
警察が任意で調べを進めています。
KBCは7日午前11時半すぎ、「KBCグループ社員の盗撮事案について」とする広報文を出し、社内での盗撮行為が確認されたと発表しました。
その上で「警察による捜査が進められていることや、被害者の保護のため、これまで公表を差し控えていた」として「このような事案が発生したことは誠に遺憾で、関係の皆様に深くおわび申し上げます」としました。
さらに「今後、グループ全社員に対する倫理観の啓発を一層強化し、責任ある企業としての信頼回復と再発防止策の徹底に尽力してまいります」としています。
FBS福岡放送 - 2024/06/07 11:58