ハンガー型の小型カメラで盗撮する目的で神戸市の学校に侵入し、鍵を盗んだとして、兵庫県警は12日、同市、無職の男(37)を建造物侵入と窃盗の両容疑で逮捕した。男は容疑を認め、「2020年春から県内外の複数の学校に侵入した」と供述しているという。
【写真】盗撮行為に悪用されることが多い、消しゴムやUSBを模した小型カメラ
発表では、男は昨年7月18日頃、同市灘区の学校に忍び込み、体育館の鍵2本を盗んだ疑い。盗んだ鍵で合鍵を作り、女子更衣室にハンガー型の小型カメラを設置し、週に数回、画像を回収していたという。
県警は今年5月、神戸市内の商業施設のトイレにカメラを設置したとして、男を逮捕。自宅から押収したSDカードに盗撮したとみられる大量の動画が保存されており、県警が性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑でも調べている。
読売新聞オンライン - 2024/06/14 10:56