群馬県高崎市教育委員会は8月30日、高校の保健室で女子生徒の下着姿を盗撮したとして、同市江木町、高崎経済大学付属高校事務職員の男性主任主事(36)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日付で依願退職した。
発表によると、男性は7月27日、盗撮目的で県内の公立高校のトイレに侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕され(その後不起訴)、今月14日に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で再逮捕され、高崎区検は23日に高崎簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、男性は納付した。
男性は、同市教委の聞き取りに対し、「被害者や学校関係者らに多大な迷惑をかけ、取り返しのつかないことをしてしまった」と話しているという。
同市教委は、管理監督責任を問い、同校校長と教頭ら計4人を文書訓告とした。
読売新聞オンライン - 2024/09/02 09:19