宮崎県都城市は13日、女性のスカート内を盗撮したとして、県迷惑行為防止条例違反容疑で逮捕された同市総務部契約課の男性課長(53)を同日付で懲戒免職とした、と発表した。
市によると、課長は8月1日、市内のコンビニエンストアで10代女性のスカート内を小型カメラで撮影した疑いで、宮崎県警に逮捕された。市は8、9月に計3回、課長と面会。事実関係を認めたため、処分を決めた。監督責任を問い、総務部長は訓告処分とした。
池田宜永市長は「被害に遭われた方に心よりおわびする。より一層の綱紀保持と服務規律の徹底を図り、市民の信頼回復に取り組む」とコメントを出した。
市はまた、5月13日から約1カ月間、昼休み時間に公用車で実家に戻り、昼食や休憩を取っていた50代男性職員についても9月13日付で停職1カ月の懲戒処分とした。市民からの通報で発覚した。監督責任を問い、教育部長と所属課長を訓告処分とした。
南日本新聞 - 2024/09/13 19:45