コスプレなどの撮影スタジオとして使っていた福岡市のアパートの一室で、女性の下着姿などを盗撮したとして29日、44歳の男が再逮捕されました。男は依頼を受けてコスプレイヤーの撮影をしていました。
性的撮影処罰法違反の疑いで再逮捕されたのは、福岡市東区の無職、江頭潤吉容疑者（44）です。
江頭容疑者は2023年10月、福岡市東区香住ヶ丘のアパートの1室で、20代の女性が着替えている下着姿などを、小型カメラで7回にわたりひそかに動画撮影した疑いです。また2024年5月、同じ部屋で、別の20代の女性が着替えている下着姿などを2回にわたり動画撮影した疑いも持たれています。
江頭容疑者は別の30代の女性2人の下着姿などを撮影した疑いで8日、性的撮影処罰法違反の疑いで逮捕されていました。押収したカメラやタブレット端末に残った映像などから新たな容疑が浮上し、再逮捕されました。
警察によりますと、江頭容疑者は2019年5月から2024年12月まで、このアパートをコスプレイヤーなどの撮影スタジオとして使用していて、SNSなどを通じて撮影の依頼を受けていました。月に5～6人撮影し、2～4万円程度を得ていたということです。
アパートには撮影用と着替え用の部屋があり、着替え用の部屋に置かれた引き出し型の衣装ケースの取っ手部分に小型カメラが設置されていました。
警察の調べに対し「小型カメラを仕掛けて盗撮したことは間違いありません。女性の胸やブラジャーを見れば性的興奮を得られると思いました」などと話し、容疑を認めているということです。
FBS福岡放送 - 2025/01/29 12:34