神奈川県警は21日、駅のエスカレーターで盗撮したとして、茅ケ崎署の30代の男性巡査長を性的姿態撮影処罰法違反の疑いで書類送検し、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県警監察官室によると、男性巡査長は昨年11月27日午後11時半ごろ、横浜市内の地下鉄出口のエスカレーターで、手に持った携帯電話を後ろから20代女性のスカート内に差し向けて盗撮した、という。
男性巡査長は勤務後に飲酒し、帰宅途中だった。気付いた女性が同行していた家族に伝え、家族が男性巡査長に問いただしたところ認めたという。駅員が110番通報した。
県警の聴取に対し、男性巡査長は「出来心だった。被害者に迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と話しているという。
同室によると、昨年の懲戒処分は年間12人。今年は既に同14人に上っている。
カナロコ by 神奈川新聞 - 2025/03/21 18:51