歩道橋で女性のスカートの中を盗撮したとして、警視庁品川署が性的姿態撮影処罰法違反の疑いで、大阪大学高等共創研究院教授、槙原靖容疑者(46)を現行犯逮捕していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。署は余罪もあるとみて追及する方針。
槙原容疑者の逮捕容疑は5日午後3時半ごろ、東京都品川区南品川の京急青物横丁駅前の歩道橋で、スマートフォンを使って女性のスカートの中を撮影したとしている。
捜査関係者によると、槙原容疑者の様子を不審に思った男性が「女性のスカートの中をのぞいている男がいる」と110番通報。駆け付けた品川署員が現場近くにいた槙原容疑者に職務質問したところ、スマホから女性を映した動画が見つかった。スマホに細工をした上で、肩掛けかばんに隠して撮影したとみられる。
大学ホームページなどによると槙原容疑者は生体認証などが専門。人の歩き方をコンピューターで読み取ることで人物の特定などを行い、犯罪捜査にも活用されている「歩容(ほよう)認証」の研究を行っていた。大阪大の担当者は「事実を確認している」と話している。
産経新聞 – 2024/06/06 13:39