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「捜査の基本に欠けるところがあった」鹿児島県警に警察庁が特別監察 盗撮事件で捜査が2日間中止も

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鹿児島県警で相次ぐ職員の逮捕や内部資料の流出を受けて警察庁が直接指導を行う特別監察に入りました。

記者リポ 「午後2時です。警察庁の職員が今、県警本部に到着しました。これから特別監察に入ります」 県警本部に入ったのは警察庁の首席監察官ら3人です。

特別監察は定期的に実施される計画監察とは異なり、警察の信頼を揺るがす重大な不祥事があった際に行われるもので、記録が残る2011年以降で今回が4例目です。

県警を巡っては今年4月に入って現職警察官が3人、情報漏えい、不同意わいせつ、盗撮の疑いで立て続けに逮捕されたほか、先週金曜には前の生活安全部長、本田尚志被告が内部の情報を漏らした国家公務員法違反の罪で起訴されています。

捜査関係者によりますと、本田被告の特定につながったのは北海道の記者に届いた書類の内容が幹部しか知らない情報であることに加え、本田被告が退職前に使っていた公用パソコンからその書類を作成したとみられる形跡が見つかったためだといいます。

本田被告は枕崎署の警察官による盗撮事件が浮上した際、野川明輝本部長が隠ぺいしようとしたなどと主張していますが、野川本部長は否定しています。

県警は先週金曜の定例会見終了後の記者説明で、枕崎署の警察官の盗撮事件を巡り、捜査がおよそ2日間中止されていたと明らかにしました。

事件を認知した去年12月下旬、本部から枕崎署の署長には証拠が不足しているため捜査を続けるよう伝達したが、署長から署員に対し捜査を中止するよう誤った指示が出されたというのです。

警察庁は「客観的にみて本部長の隠ぺいの指示はなかったことが明らかである一方で、迅速適確に行われなければならないという捜査の基本に欠けるところがあった」として本部長を長官訓戒の処分にしています。

警察庁は特別監察で本部長など関係者から一連の事案の聞き取りなどを行い不祥事の原因究明と再発防止策を来月をめどに取りまとめる方針です。

県警は「監察が行われることを重く受け止めている。警察庁からの指導を踏まえつつ、再発防止に取り組み県民からの信頼回復に努めて参りたい」などとコメントしています。

KKB鹿児島放送 - 2024/06/24 18:46


 

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