小型カメラを使って入浴中の女性を盗撮したなどとして、信州大学の准教授の男が逮捕された事件で、警察は余罪が多数あるとみて調べを進めています。
【写真を見る】学生もビックリ「手本となる人が…」宿泊施設で入浴中の女性を小型カメラで…信州大学准教授の男を盗撮の疑いで逮捕、多数の余罪か警察が捜査 性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、安曇野市に住む信州大学の准教授有路憲一（ありじけんいち）容疑者50歳で、きょう身柄を検察に送られました。
調べによりますと、有路容疑者は、先月上旬、県内の宿泊施設の脱衣所や浴室に複数の小型カメラを設置し、20代の女性が入浴するところを盗撮した疑いが持たれています。
大学によりますと、有路容疑者は、2004年に非常勤講師となり、2009年からは准教授として学生を指導していました。
信州大学の学生は: 「評判がいい先生だったのでちょっとびっくりです」 「学生の手本となるような方がそういうことをしてしまうのは非常に良くないことかなと思います」 警察によりますと、先月中旬、女性から「盗撮されたかもしれない」と届け出があり、これを受けて、捜査を進めたところ容疑者の特定に至ったということです。
有路容疑者は、容疑を認めていて、 警察は、余罪が多数あるとみて調べを進めています。
信州大学は取材に対し「事実関係の把握に努めている」とした一方で、今のところ会見など説明の場を設ける予定はないということです。
長野県内では先週も長野市の医師の男が盗撮未遂の疑いで逮捕されています。
県警によりますと、盗撮被害の検挙は未遂も含め去年は25件、今年はきょう時点で少なくとも8件となっています。
ＳＢＣ信越放送 – 2024/07/08 18:22