女子中学生に現金を渡し、みだらな行為をした罪に問われた福岡市の公立中学校の元教諭の男に対し、福岡地裁は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、福岡市の公立中学校の元教諭、野上勝史被告(49)です。
判決によりますと、野上被告は去年10月、SNSで知り合った当時14歳の女子中学生に現金3万円を渡し、福岡市中央区のホテルでみだらな行為をしたうえ、その様子を隠し撮りしました。
野上被告は去年5月からの8か月間で、当時14歳から18歳の少女4人に同様の行為に及んでいました。
13日の判決公判で福岡地裁の今泉裕登裁判長は「金銭という利益供与により不当な影響を及ぼした」と指摘し「被害者の人格を顧みない、もっぱら性的対象と扱う悪質な犯行」として、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
FBS福岡放送 - 2024/09/13 18:04