鹿児島県警枕崎署の巡査部長が女性用トイレに侵入して女性を盗撮したとして逮捕、起訴された事件について、盛興秀幸署長は18日、同署であった警察署協議会で経過を説明し陳謝した。
住民代表の委員6人を前に盛興署長は、一連の県警不祥事に関し野川明輝本部長の県議会での説明を読み上げて報告。巡査部長の盗撮事件について「住民の信頼を損ねる事態を招き、多大なご心配とご迷惑をおかけしている現状に深くおわびする」とし、「県民のために尽くすという原点に立ち返り、信頼回復へ全力を注ぐ」と決意を述べた。
委員からは「不祥事が続いて残念に思う。批判を真摯(しんし)に受け止め、市民の安全安心のために一層努めてほしい」といった声が上がった。
南日本新聞 – 2024/06/19 10:54