鳥取県西部消防局管内の男性消防士が公務中に同じ消防署に勤務する女性を盗撮したり衣服を同意なく持ち出したりしたことが分かり、消防局はこの男性消防士を停職6か月の懲戒処分にしました。
【写真を見る】消防士が勤務中に同僚女性職員を盗撮、衣服を持ち出し撮影…「私利私欲で行った行為」 停職6か月の懲戒処分 退職届を提出 鳥取県西部広域行政管理組合消防局 懲戒処分を受けたのは30代の男性消防士長です。
西部消防局によりますとこの男性消防士長は去年10月21日から25日までの勤務日に、同じ消防署に勤務する女性職員の衣服を同意なく持ち出して撮影したり、勤務中の姿を同意なく撮影したりしたということです。
鳥取県西部広域行政管理組合消防局 岩田幸博 消防監 「当事者の職員のコメントとしましては、私利私欲で行った行為であると。被害者の方と組織に多大な迷惑をかけたことを大変申し訳なく思っていると述べています」 女性職員は警察に被害届を出しましたが、その後、男性消防士長が女性職員に対し自主的に謝罪し、和解したということです。
西部消防局は、この消防士長を停職6か月の懲戒処分にし、消防士長は、12日付けで退職願を提出して、受理されたということです。
西部消防局の安達憲吾局長は「この度の非違行為については誠に遺憾であり、二度とこのようなことを起こさぬよう服務規律の徹底を図り職員一同、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
BSS山陰放送 – 2025/03/13 05:14