大阪府堺市は13日、駅などで面識のない女性の脚部をスマートウォッチなどで盗撮したとして、市観光部の課長補佐級の男性職員(60)を停職3か月の懲戒処分にした。職員は同日付で依願退職した。
【写真】盗撮行為に悪用されることが多い、消しゴムやUSBを模した小型カメラ
市の発表によると、職員は7月7日、大阪市中央区の大阪メトロなんば駅で、3人組の女性の後をつけ、スマートウォッチで脚部を盗撮しているところを、巡回中の警察官に見つかった。
市の聴取に対し、職員は昨年11月から、スマートウォッチやスマートフォンを使って、休日に駅、電車、商業施設などで約100人の女性の脚部の盗撮を繰り返していたことを認め、「下着と違い、脚部の盗撮が法令違反になる意識は薄かった」と話したという。
読売新聞オンライン – 2024/09/14 13:20