窃盗や盗撮などの罪に問われている元・県職員の男の初公判が11日富山地方裁判所で開かれました。
被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6か月を求刑しました。
窃盗や性的姿態等撮影などの罪に問われているのは富山市の元・県職員宇佐美貴史被告(55)です。
起訴状などによりますと宇佐美被告は2022年から2023年にかけて2回にわたり、岐阜県高山市のアパートに侵入し女性用の下着2枚を盗んだとされています。
また2024年6月には富山市の商業施設で10代の女性のスカートの中をバッグに仕込んだビデオカメラで盗撮したとされています。
富山地裁で開かれた11日の初公判で宇佐美被告は起訴内容を認めました。
検察側は犯行の計画性・常習性を指摘して懲役1年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は懲戒免職となるなど社会的制裁を受けているとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は9月24日に言い渡されます。
北日本放送 - 2024/09/11 19:36