〈ご希望の方はDMを送ってください〉 男は自身のSNSに、こうしたメッセージを投稿し動画購入者を募集。決済アプリで代金を送らせていたという――。
【戦慄素顔!】若い女性の盗撮画像を勝手に販売…23歳男「逮捕直後の報道陣を挑発」写真 警視庁生活安全特別捜査隊は1月24日までに、リベンジポルノ防止法違反(私事性的画像記録提供)の疑いで埼玉県さいたま市に住む無職・佐藤瑠星容疑者(23)を逮捕した。若い女性の裸の動画を、SNSを通じて勝手に販売したとされる。
「逮捕容疑の事件は昨年8月に起きました。盗撮された画像をネット上にアップされた20代女性Aさんに〈あなたの裸の動画が売られています〉という情報提供が届いたそうです。Aさんは警察に相談。トラブルが発覚します。モザイク処理などはほとんどされず、本人が特定される状態だったとか。
警察によると、佐藤容疑者はネット上の盗撮動画を自身のSNSに保存。購入希望者を募り、少なくとも男性4人に対し1動画あたり3000円を決済アプリで払わせ動画を送っていたようです。調べに対し〈間違いありません。動画の女性がキレイだったので売れると思いました〉と供述し、容疑を認めています」(全国紙社会部記者) ◆「『デジタルタトゥー』として半永久的に残る」 本誌カメラマンは、1月24日に行われた佐藤容疑者の送検を撮影。カメラのストロボに気づくと、報道陣を睨むように鋭い視線を向けた。
警察庁によると、リベンジポルノの相談件数は’16年以降増加の一途だという。’23年は前年比4.8%増の1812件で過去最多。被害者の8割以上が女性で、10代から20代の若年層が7割を占める。
神奈川県警の元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が警鐘を鳴らす。
「若い世代は幼いころからネットに慣れ親しみ、SNSへ画像を投稿する抵抗感は低いでしょう。交際相手が要望すれば、裸の動画などを送ってしまうケースもあります。しかし、SNSへの投稿はとてもリスクが高い。ネット上で簡単に画像が拡散し『デジタルタトゥー』として半永久的に残る危険性があるんです。
親しい人からのお願いでも、他人に見られたくない画像は断じて送るべきではありません。『他人には見せないから』と言われても断ってください。今回の事件のように悪用しようとする人間も多い。トラブルになってからでは、画像の消去などの対応は難しいですから」 警察は佐藤容疑者の余罪についても調べている。
FRIDAY - 2025/01/28 07:00