陸上自衛隊の2等陸曹が駐屯地の更衣室を盗撮したとして、8月30日付で、停職1年の懲戒処分となりました。
調べに2等陸曹は「部隊の勤務環境に不満があり、事案を起こすことで 問題提起できると考えた」などと話しています。
陸上自衛隊 島松駐屯地に所属する北部方面後方支援隊の2等陸曹(36)は、2022年7月27日から2023年1月18日の間、駐屯地の更衣室に侵入し隊員を盗撮しました。
2023年1月20日に、被害者がカメラを発見し部隊に報告したことで事案が発覚。その後の調査で2等陸曹による盗撮と判明しました。
更衣室は区切りがなく、数人が着替えることのできる広さがあるもので、2等陸曹は、人のいない時間を狙い、不正に作った合いかぎを使って侵入し、カメラを設置していたということです。
自衛隊の調べに、2等陸曹は「部隊の勤務環境に不満があり、事案を起こすことで 問題提起できると考えた」と話しています。2等陸曹は業務量の多さや人間関係に不満を持っていたということです。
陸上自衛隊は隊員の性別と、更衣室の男女別については公表していません。
北海道ニュースUHB – 2024/08/30 16:40