鹿児島県警の内部情報を漏らしたとして起訴されている前の生活安全部長について、県警はメディア関係者でない別の第三者に対しても刑事部長の名前で文書を送っていたと発表しました。
国家公務員法違反の罪で起訴されている本田尚志被告は、県警が当時公表していなかった職員の盗撮やストーカー事案についての告発文を北海道のジャーナリストに送っています。盗撮事案については、逮捕後に「野川明輝本部長が隠ぺいを指示した」と主張しました。
一方、告発文には当時の刑事部長が隠ぺいを指示した、と事実で無いことも含まれていて、県警は公益通報にはあたらないと主張しています。
■県警の西畑知明・警務部長■ 「これまで第三者に送った文書以外にも、刑事部長の名前を使っていたという文書が確認されている」 30日の定例会見で県警は、前生安部長がメディア関係ではない別の第三者に対して刑事部長の名前を使い文書を送っていたと発表しました。
■県警の西畑知明・警務部長■ 「本部長の隠ぺいというより、前刑事部長に対し、おとしめるために行われたと判断している」 文書の中身については公表していません。
KKB鹿児島放送 – 2024/09/30 19:02