長崎県教育委員会は、盗撮目的で教室に小型カメラを設置したとして、佐世保市の小学校の教頭を懲戒免職処分にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、佐世保市内の小学校に勤務する50代の男性教頭です。
長崎県教育委員会は、13日に会見を開いて「県民の信頼を失墜させた」と謝罪しました。
会見 「被害を受けられた方々、ならびにそのご家族の皆さま、そして県民の皆さまに対して心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」 長崎県教委によりますと、この教頭は、2023年2月ごろから2024年12月までの間、児童が着替えのため使う空き教室に、盗撮目的で複数回にわたり小型カメラを設置しました。
長崎県教委などの調査に対し「自分の欲望を発散させるために設置した」「前任校でも同様の行為をした」と説明しているということです。
長崎県教委は、監督責任として、教頭が勤務していた小学校と前任校の2人の校長も戒告処分にしています。
また、あわせて、知人女性への性的暴行や盗撮などの容疑で逮捕され、不起訴となった県立高校の56歳の男性教諭も、生徒や保護者などに強い失望感を与えたなどとして懲戒免職の処分を受けました。
KTNテレビ長崎 – 2025/02/13 14:57